2020年11月2日(月)/一生ものにはまだ遠い

今日は休むことにした。誰に咎められることもないのに、休むにはついいろいろと言い訳したくなる。植え付けられた「働かないといけない」の洗脳はすごい。

 

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あのハンバーグがまた食べたくなって、北口の洋食屋さんへ。カウンターには、こないだとはちがう初老の男女数名がパラパラと座っていて、どうやらみんな常連。他愛のないことを話しているんだけど、その距離感が他人事ながら心地よい。『あまちゃん』の喫茶リアスみたい。月吠えに来るお客さんの3〜40年後を見てるみたいともいえる。

 

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クレンジングクリームとかコーヒーだとかの必需品も買い揃えたいが、秋冬服もなさすぎる。お金もないけれど、よれた服ばかり着ていると気分が落ちる。予算を決めて新宿へ。

 

平日だから空いてると思ったZARAが混んでてまず萎える。しかしせっかく来たからには、ととりあえず見て回って目についた緑と白のチェックのコート。羽織ってみても可愛かったんだけど、「『鬼滅の刃』ブームのおかげで一生着れなくなってしまった服」みたいな記事を思い出した。緑と白ならちがう気もするけど、鬼滅を読んでないのでその辺のアウト/セーフ感がジャッジできない。「これ大丈夫なんですかね??」のソワソワを抱えたまま、服を着るのもストレスなのでとりあえず見送った。

 

で、ルミネやらミロードやら回ってみたけど、結局何も買えなかった。なんとなくだけど、ルミネとかミロードとかじゃなく、古着とかビンテージ的なものを探しに行った方がいいような気がしてきた。そういうものを探すのには、より体力がいるのだけども。

 

あと、毎シーズン服を買うのがめんどいのもあって、「寒くなってきて、またこの服が着れて嬉しい」と思えるような一生ものの服を少しずつ揃えて、手入れしながら愛用していく生活にシフトしていきたい。

 

そんなことを考えながらも、結局ユニクロで黒のタートルネックだけを買って、家に帰った。