2020年11月24日(火)/好きなのにアレルギー
昨日は近所にコートをクリーニングに出すだけで力尽き、外の用事がまったく進まなかった。代わりに今日は東京駅や新宿でもろもろ用を済ませた。
最近は出かけると歩数が稼げるのがうれしい。頭のなかは自分の体の数字でいっぱい。ダイエット管理アプリのFiNCに、食べたものを打ち込んで、「タンパク質が足りてないから卵食べよう」とか「サプリ飲んだらビタミン系はクリアできるな」とか考えてると、自然とSNSから気が逸れている。誰かのことを気にするよりも、己の数字に一喜一憂したい。
しかし、毎日の数字を見ながら思うのは、自分の体もなかなかどうしてままならない。このままならなさに、自分も自然の一部だということを感じる。身体のことを考え出すと、漏れ出るスピ臭。
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そんなわけで、小腹が空いた時もお菓子の代わりに果物を食べるようにしているが、ちょっと前まで食べられる果物が少なかった。というのも、20代後半くらいから、あれよあれよといろんな果物にアレルギーが出るようになったからで、大好きだった桃を皮切りに、さくらんぼ、梨、りんごなど、メジャーな果物がばつばつとダメになっていった。食べると息が苦しく、肌が痒くなってくる。
ところが、この夏に梨をいただいて、無根拠だけどイケる気がしたので食べてみたら、案の定なんの症状も出なかった。それで調子に乗って、りんごもいってみたらイケた。アレルギーって、途中で平気になるものなんか?と思って、「大人 果物 アレルギー 治る」とかで調べてもそれらしいものは出てこなかった。会社勤めのストレスがなくなったからとか?
それか、本当はダメな成分が体に蓄積していて、いつかやっぱりアナフィラキシーショックが爆発するのかもしれない。ダメかもと思って食べたいのに食べない人生を送るより、いつか爆発しても食べる方を選びたいけども。「俺は酒もたばこもない人生なら死んだ方がいい!」みたいなおっさんにシンパシー感じなくもない。
動物にもアレルギーがあって、猫が好きなのに猫アレルギーで悲しい。桃も猫も、好きなのにアレルギー。うちのベランダにはよく猫2匹がうろうろしてくれていて、ガラス越しでもどかしいんだけど、体質的にはそれがちょうどいい。本当はガラスなんて取っ払ってモシャモシャに愛したい。でもこっちのアレルギーとか関係なく、猫はそういうの嫌がりますよねきっと。