2021年1月7日(木)/怒りに溺れないで

週3の出勤を経て、今日は1週間ぶりで今年初のコワーキングスペース。まさかこの場所に安らぎを覚えるとは! お互いを気にせずに、おのおのがやるべきことをやっているこの感じ…この感じ!とひそやかに興奮していたけど、もちろんそれは心のなかだけのこと。

 

もくもく読書会もそうだけど、「人がいるな」くらいの距離感が、自分にとっていちばん心地よい。その人の気質とかにおいとか、人といる時に気になる要素はいろいろあるけれど、距離さえあればたいていのことはどうにかなる。もちろん他人のことだけじゃなくて、自分にもややこしい気質や、寒いのに脇汗かくなどのマイナスな体質がたくさんあるので、あまり近づかないでくださいなのです。

 

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バーの店番も、今日が休業前最後。自分にとってこのお店の休業は、社会との扉が閉じることを意味します。20時以降に飲食店が営業しないってことは、多くの人が人との接点をグッと失うことになるし、それこそが感染の防止になるってことなんだろうけど。

 

営業中に、週3勤めている会社の安否システムからメールがあり、緊急事態宣言によって、入社3ヶ月以降の正社員と契約社員はリモート出社、それ以外は通常通り出社という勤務体制に変更しますとのお達しだった。問い合わせればきっと、セキュリティがどうのとか、それらしい言い分で言いくるめられるのだろうが、なかなかどうして。

 

帰りながら、派遣会社の人に交渉してもらうためのメール文面を考えていたら、ムカムカと一緒に、妙な高揚感が発生していることに気がつく。こちらが理不尽な目に遭ったとき、「怒っていいですよ!」と心の中でゴーサインが出て、これまでに貯めてきた怒りも上乗せされてしまうことがある。怒ることは気持ちがいい。

 

だけど、そういう上乗せされた怒りをぶつけられて泣いたことが何度もある。ここはひとつ冷静に、冷静に。怒ることが目的なんじゃなくて、雇用形態を問わないリモートワークが目的!なんならこちとらウイルス関係なくリモートを望んでいるので、どうにかどうにか。