2021年1月8日（金）／閉じ込められても平気でいたい

急ぎの仕事がなかったので、1日中寝ていた。具体的には、10時くらいに一度起きて、雑なご飯を食べ、また寝て、結局17時になってようやくずるずると起きた。予定がないとこう。とにかく長く寝ていたいわりに、寝過ぎると気落ちする。

また緊急事態宣言が出て、外出すんな圧が強まって、散歩に行くにも寒すぎて、かといって家にいるとほぼ寝るしかできない自分は、放っておくと気持ちを持ち崩しそう。過食＆ダル＆センシティブ期も相まってひたすらにどんよりした気分。

週に一回くらいはただ寝て過ごしたいけど、それ以外は、急ぎの仕事がないときでもとりあえず作業場に行って、本読むなり映画見るなりしていた方が気分的にもよさそう。飲食店とちがって、コワーキングスペースは通常営業なので、遅い時間でもいられてありがたい。

あと、もくもく読書会もまたやりたい。休みの日の昼間開催で、ほぼ会話もしないからこれくらいはよしとしたい。ひとりが好きなわりに、完全にひとりの空間では何も進まなくて気が塞ぐので、いまできることでどうにかしのぎたい。

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こないだやってたイノマーさんの『家、ついて行ってイイですか?』は、リアルタイムで見ようとしたけど、死に向かっていく様子があまりに生々しく、辛くなってしまい途中で消してしまった。死に近づく人を見るのはこわい。あと、青春（性春）パンク的なものを通ってこなかったから、見てもそんなにピンとこないんじゃないかとも思っていた。好奇心だけで人の最後の姿を見たいって下品だなとか。

だけど次々に飛び込んでくる評判が気になり、結局動画を探して最後まで見た。イノマーさんのことをよく知らない、野次馬でしかない自分でも、その死にざまにそれまでの生きざまが詰まっているように見えて、胸がつまった。

お見舞いに来る峯田さんや江頭さんのやさしいまなざしに、それまでの関係が見えてくるようだったし、彼らを認識すると目に見えて息を吹き返す様子にも驚かされた。他人を、そして自分を信用できる人は強い。