2021年3月14日(日)/隣にいてほしい

相変わらず気忙しい。日記を書くよりも進めるべきことがあるがしかし! 一つのことを終えて次の作業に移るあいだに日記を書くと、頭の切り替えにちょうどいいんです。って誰に対して言い訳してるんだかよくわかりませんけど。

 

ところで今日は池袋でもくもく読書会をしてきた。何人かで集まって、ただもくもくと読書をする会です。前にもくもく会をしたいと思いTwitterで呼びかけ、そのとき実際に来てくださった方に今回は直接お声がけし、池袋の喫茶店で落ち合って、おのおの本を読み進めた。Twitterで何か書いて、いいねとかRTとかしてくれることはあっても、実際に行動を起こしてもらえることはなかなかないので、とてもうれしい。そういう方がひとりいてくれるだけで、物事が前に進んでいく。SNSというのはあくまで何かのきっかけに過ぎないので。

 

そんで、これも気忙しくなる前に計画していたもので、しかし計画したからには実行したい。だっていくら気忙しくても、2〜3時間は平気でSNSTVerに充てるのがわたしなのだから、だとしたらその時間を読書に充てたい。『3行で撃つ』を読んで、本を読むぞー!と猛っていた気持ちがどっかに行ってしまっていたので、己を戒めたいわけです。

 

で、今日は、半分まで読んでいたヴィルジニー・デパント『キングコング・セオリー』を読み終えて、昨日読み始めた外山恒一『政治活動入門』を少しだけ読み進めた。『キングコング・セオリー』を読んだら、去年松本人志が、一部の飲食業の人たちが雇用調整助成金支給の対象外になった件で、「水商売のホステスさんが休んだからといって、普段のもらっている給料をわれわれの税金では俺はゴメン。払いたくないわ」と発言した理由がわかった気がした。男性は自分の欲望を忌み嫌っておかないといけないらしい。ポルノに対する考察に納得する部分が多かったし、他の章もパシャパシャと写真に撮っておいた。引用したい箇所がたーくさんあるけど、また今度、って言ってやらなそ〜。ジェンダー系の本は次から次から気になるものがどんどん出ていて、なかでも信田さよ子さんの新刊『家族と国家は共謀する』を読みたいがまだ買えてもいない。

 

積読肯定派の意見もわかるけど、私自身は読むのが遅いので、あまりにも買ったのに読んでない本が増えると苦しくなってくる。誰かと一緒に本を読むための時間を区切って作り出し、読み進めていくのがよさそう。隣に本を読む人がいると、こちらも読む気持ちになれてほんといい。もくもく会メンバーは随時募集しています。新宿とか池袋とか、同じ場所に集まって、同じ時間に本を読むだけです。直接の知り合いの方で、興味ある人がいたら連絡ください。