2021年1月18日(月)/鈴が鳴るような声で

会社横のコンビニ、日に日に商品が減っているし、好きだったロイヤルミルクティーもやめちゃって、これはもしや閉店しちゃう?と心配していたら、改装して来月再オープンするらしい。無くなるわけじゃなくてよかったけど、岡部たかし似の店長とはしばしのお別れか。寂しい。

 

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ねほりんぱほりんインフルエンサー回を見た。登場したのは全員女性で、1人はTwitter、2人はインスタが主戦場。「毒舌が売り」らしいTwitterインフルエンサーさんが、インスタインフルエンサーさん2人に辛辣で攻撃的な態度を取っていて、それはもう正統派ヒールみたいな振る舞いなんだけど、見ていて普通に胃が痛くなった。3人のうちの誰にも肩入れできなくて、ただただ肝が冷えるばかりなのに目が離せず、前編後編続けて見てしまった。

 

アカウント上の「キャラ」でお金が稼げるのはすごいし、そのための努力もしているらしかったけど、いずれその「キャラ」に自分自身の生活が乗っ取られてしまいそうでこわい。インスタインフルエンサーさんはまさにそんな発言をしていて、もらえるお金は自分の素直な感情の発露と引き換えなんだろう。

 

あと、もぐら役の山ちゃんには100万人以上のフォロワーがいるけど、そういう芸能人のアカウントよりも、一応一般人で、フォロワー数は数万人、本人が一個一個のリプライにも答えるような、距離感が近いアカウントの方が宣伝には向く、という話がすごくいまどきだった。って言ってもこの放送は一昨年なので、また状況は変わってるのかも。昔熊田曜子とかほしのあきとか芸能人のステマが話題になってたけど、そういうビジネスは手を替え品を替えしながら、消えることはなさそう。

 

インフルエンサーは3人とも見た目が麗しい女性だそう。きれいな若い女性とお金は相性がよい。意外性のない話でつまらん。そんなふつうの話よりも、木嶋佳苗は私たち(?)を興奮させる。鈴の鳴るような声で理想の女を演じ、男を次々籠絡して殺した人。彼女の話を読むと、なぜか溜飲が下がる。