2020年10月25日(日)/ちょっとしたお世話ポイント

天気がいい。

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 直で作業場に行く気になれず、甘いものも食べたかったのでベローチェへ。

 

チョコレートケーキを食べながらアメリカンコーヒーを飲んでいたら、60代後半くらいの男女二人連れが入ってきた。男性はそのまま席に向かい、スポーツ紙を読み始めた。女性はアイスコーヒーを二つ買って、席についた。男性はありがとうの素振りを見せないまま、アイスコーヒーを飲み始めた。

 

長年連れ添った夫婦(じゃない可能性もあるが)のあいだに「ありがとう」なんて必要ないのかもしれない。それは外野にはわからないことであって、何でもかんでも自分の倫理観やルールに当てはめるのは無意味だし余計なお世話なんだけど。

 

ところで私は、男性に"ちょっとしたお世話"をやいてもらうことに大きな満足を感じる。小皿にお醤油さしてもらうとか、お酌してもらったり取り分けてもらったりする程度の、ちょっとした。重いものを持ってもらう、ももちろんありがたいんだけど、あまりときめきはない。

 

たぶん、"通常"なら女性がやってきたことを、男性からしてもらうのが好きなんだと思う。そうやって、私が「世話焼きポイント」を男性から獲得することで、上の世代の女性の溜飲が下がれば、と夢想する。

 

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疲れたので、また銭湯へ。都民は大江戸温泉物語が10月末まで半額で使えると数日前に知ったが、もう行ける日がない。東中野のアクアにも行ってみたいけど、帰り道で冷えそう。そんなわけで近所。番台に座ってる推定50代のおじさんが無反応すぎて怖い。 それ以外に不満はないけど、それがとても不満。いつも通りの無反応に今日は無性にイラッときて「こんばんは」と少しだけデカめの声を出してみたら、おじさんがちょっと動いた。

 

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こないだブーツを買ったときにおまけでもらったスリッパが思いがけず癒し。

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いや、こんなふわふわしたの履かね〜〜と思いながら一応もらったわけだけど、思っていた以上のふわふわにすぐ病みつきになった。ちょっとの移動でも履きたい。なんなら、履かない時でも猫に見立てて撫でたりしてる。

 

2年前に母親からふわふわのパジャマが届いた時も、いや、こんなふわふわしたの着ね〜〜と思ったのに、結局気持ちよくて冬にはほぼ毎日着て寝ていた。ふわふわは、かわいさよりも実用性。

 

触り心地のいいものや、いい匂いがするものを部屋に増やし、あちこちでホワホワできる工夫をして自分を喜ばせたい。「丁寧な暮らしっていうのは、ファッション的なことではなく、体を労る歳になると本当に必要になってくるもの」と言うようなツイートを見て、そうだなと思った。