2020年12月14日(月)/偏りのない情報摂取って

世の中のことを知らなすぎる。だから、今年の春くらいに朝日新聞デジタルを契約した。それなのに、相変わらず世の中に疎いままの自分がいる。

 

考えられる理由のひとつは、契約したのはいいが、そこまでたくさんの記事を読めていないこと。ってそれ根本的に〜。毎月300記事が読めるのだけど、今月なんて43本しか読んでないもんなぁ。

 

もうひとつは、他責っぽい話ですが、朝日新聞デジタルに上がってくる記事、読み物としておもしろいものが多いのだけど、速報性という意味だと他のメディアより遅いような気がすること。SNSで知ったニュースを、朝日のアプリを開いてもまだ記事が載ってない、みたいなことがあって。

 

というかもしかしたら、結局、デジタルじゃなくて、紙の新聞をめくってバーっと目を通さないことには、網羅している実感は得られなかったりするのかも。しかし、紙の新聞は購読料が高いし、朝のうちに一回郵便受けまで行ってそれを一通り読むなんて、だいぶハードル高い。すぐ挫折するのが目に見えてる。そしてたぶん、一つの新聞読んでたらそれで良いかっていうと、そんなこともないんだろうし。

 

それにしても、何を知ってて、誰の話に対応できれば自分に「合格」出せるのか、それもいまいちわかっていないのではあるが。

 

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家についてテレビをつけたら、『THE  W』が始まったところだった。この大会は、なんか番組全体の演出が古い&寒いので、あまり見ないようにしてたんだけど、せっかくのタイミングだからと見ることに。

 

見ながら気づいたことで、これは女性芸人だけじゃなく男性の芸人についてもそうなんだけど、恋愛とかモテとかを題材にしているネタがだいたいあまり好きじゃない。マジョリティの価値観ありきで作られるので、なんというか独創性を感じにくい。

 

だから、うんてい(公園にある遊具)を開発した人に会いたいネタをやってるにぼしいわしみたいなのの方が好きで、あのまんまの感じでおもしろくなっていったらすごくうれしい。あと昨日見たなかでは、Aマッソとゆりやんの対決のところが両者甲乙つけがたいくらい変なネタだったのがよかったのと、パターンが分かりきってるのに何故か笑っちゃうぼる塾がよかった。

 

『THE W』は、そもそも女性芸人の大会ってくくり自体どうなのって話もあって、私もそう思ったりする。『M-1』も『R-1』も、性別は一応制限がないのだから。だけど、こないだ発表になった「このマンガがすごい」でも似たようなことが言われていて、男編/女編に分ける意味はあるのかと。なんだけども、実際のところもし男女を統一したら、圧倒的に男の人の漫画が多くなって、女の人の漫画が日の目を見ないことになるらしい。たしかにそれはそれでどうなんだって話で、お笑いも同じ気がする。実際に、M-1決勝に残る女性芸人はほぼいないけど、去年THE Wで優勝した3時のヒロインは今年テレビに出まくってるわけだから。

 

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『THE W』終わってNHKに変えたら、ノーナレっていう番組が流れてて、そっちではヒコロヒーとみなみかわが、男女を「ミラーリング」する漫才をやってた。「おう、お前意外にちんこちっさいな〜」「やめてくださいっ」みたいな。そのあと桃山商事の清田さんも出てきた。SHERRYがメインだったっぽいけど、半分くらいしか見れなかったから後でちゃんと見たい。