2020年9月19日(土)/男性の仕事本やエッセイについての不満

理由なく気分が重い。体も重い。目が覚めてからもずるずる。

 

半死でブランチ眺めてたら「この人たちはちゃんと仕事しててえらいな…」と自分の怠惰さが嫌になってきた。

 

よく知らない他人と比べたり、一般的な価値基準に照らしたりして、自分を貶めたくなる時がたまにやってくるけど、調子が悪い時になる一過性のものだから、あまりその気分に浸らないように気を付ける。

 

書きながら、『友がみな我よりえらく見える日は』を思い出して検索しようとしたら、元ネタ(って言い方もあれだけど)の石川啄木の短歌が出てきた。

 

友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ

 

なんか落ち込んでるみたいだけど、妻いるならいいやん。って感想はまさに逆マウンティング。Twitterとか実生活ではしないように気を付けても、自分の心のなかにはありますよ、逆マウンティング気分が。

 

しかしついでに書いておくと、男性が仕事について書いた本やエッセイのなかに、よくしれっと「僕はその時すでに結婚していて」みたいな文章が出てくるが、いつもそこだけ納得がいかない。だいたいの場合(決めつけ)、仕事が軌道に乗る前にいつの間にか結婚している。結婚するにあたっての葛藤や逡巡がそもそもないのか、あるいは書く価値がないと思っているのか。わたしはそこが一番知りたい。

 

ずるずるしてるのにも飽きて作業場行った。何もしたくなくても、何かしてるうちに気分がましになってくる。

 

夜は店番。新宿の人の出が先週より増えている。お店に来てくれるお客さんも、いちげんさんが少しずつ戻ってきた感じ。

 

【食べたもの】

10時 鮭マヨチーズトースト

14時 バームクーヘン

17時半 白身魚フライのあんかけ、きゃべつの浅漬け、いくら、ごはん

2時 サラダチキン