2020年11月28日(土)/束の間のキヨモード

今日からバーも時短営業。いつもは0時閉店のところ、22時に閉めることになる。それじゃ味気ないってことで、土曜はオープンを1時間早めてみることにした。のはいいが、たった1時間早めるだけでこんなにワタワタするものなのかね。

 

で、ワタワタした割に結局、18〜19時は誰も来なかった。誰もいないお店で、時給をもらいながら日記を書いた。すません。それかもしかしたら、カウンター内には誰もおらず、客席でなんか打ってるやつが一人いるという状況だから、お店がやってるのかどうなのかわかりにくかったという説も。

 

しかし、こういうのは周知が大事で、多少Twitterで告知したくらいじゃ全然足りず、じわじわと浸透していくもののような気がする。だからとりあえず、来週も18時に開けてみることにする。

 

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お客さんと、清い生活について。ダイエットとか体作りとかに意識が向くと、自然に気持ちが清くなってつまらないという話。ジャンクなものに興味がなくなっていくし、お酒もそこまで飲みたい気がしないと。そのお客さんは、できれば酒も飲みつつ、体も鍛えたい、とのこと。横にいたお客さんが、「アクセル踏みながらブレーキ踏んでるみたい」と言っていた。

 

自分もいま割とキヨモードだけど、知っている。ここからどうやって普段のずるずるに戻っていくのかを。「ちょっとならいいしょ」と、"楽しい"ことをちびちび再開すると、そのちびちびがじわじわと広がっていって、気づけばずるずるになる。「いつまで持つもんかね」と自分に期待しないまま、キヨモードを楽しみたい。

  

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いざ22時に閉めてみると、今回はそのまま開け続けるお店もけっこう多かった。人と話すと人恋しくなる上、終電まで余裕があるとなると、どこかのお店に入りたい気もしたいけど、たまに行くお店は休みで、ほかに「ここ!」ってお店もなく、ベルクも閉まりかけていたのでおとなしく家に帰った。キヨモードは守られた。