2020年12月3日(木)/うらやましさの先

作業場にいるカップル。いつもは隣り合って座っているけど、今日は混んでいて別々の場所に。男性のほうがときどき女性のところへ行って、わざわざお茶を汲んであげている。女性はありがとうも言わず、男性の方を見もしない。男性もそれを気にする様子がない。海外から来たカップルのようで、その国だとそういう感じなのかなーとか思った瞬間、サンプル1で国全体を決めつけるとか!と打ち消した。でもなんか、気になるカップル。

 

これはジェラも込みだけど、そもそも、仕事の場とかにいるカップルが気になってしまう。それ以上に気になったのは、ハローワークに一緒に来ていたカップルだけど、きっと私が考えもしないような事情があるのだろう。

 

カップルとか夫婦とかで仕事をしている人たちの心持ちには興味がある。ジェラを克服するためという意味もありつつ、そこには自分に圧倒的に足りていない何かがある気がしている。

 

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19時から渡部の会見があることを友だちのメッセンジャーで知ったけど、今晩は店番。友だちは普段テレビを見ない割に、この手の会見が大好物。リアルタイムで見ることに意味があるらしい。

 

店を開けてからもしばらく誰も来なかったので、iPhoneで会見を見ながら友だちとやりとりしていたら、冷蔵庫と壁の間の狭いところにiPhoneを落としててんやわんやしてたら酒屋さんが配達に来てやや恥ず。床から響く渡部の謝罪。

 

お客さんが来てくれたので会見は途中までしか見ていないけど、あとで友だちがハイライトっぽいところを送ってくれた。なんと熱心。

 

これはべつに渡部に限った話じゃないけど、人前に立つ職業につくのってリスク高すぎるし、たぶん私たちが思っているよりも旨味も大したことなかったりして。芸能人になりたい人は山のようにいるだろうけど、成功して、その結果人生のすべてを監視されるような生活を送る気分ってどんなものなんだろう。自分の才能を磨いて来た人たちが、政治力を持った人たちのコマにしかならないのって、なんなんだろう。