2020年12月12日(土)/キラーフレーズ素振り中

読んでいた本のなかに、結婚してから「ご飯は作っているの?」と聞かれることがふえて、不愉快だったから「それは私が男でも聞きますか?」と逆に問いかけた、と書いてあるのを見つけた。これは汎用性がありそうなので、今後舐めた質問してくるやつがいたらぶっ放したい。頭のなかで仮想の敵に向けて素振り。

 

でもまあ、店番の時にたまにあるくらいで、あからさまに失礼なこと言う人に遭う機会もいまはそんなにない。20代をふりかえると、いくらでもある。いまの自分が、20代の自分に知恵を授けにいきたい。そうすると最初の会社で、早い段階からぜんぜんうまくいかなかったはず。その代わり早めに進路変更をしていただろう。ああ、そう考えるとやっぱり、知恵を授けにいくべきだ!!

 

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作業場の店番。視界のなかに、PCをいじりながらカラムーチョを食べている男性。その手はどこに行くんですか。おしぼりを渡しにいきたい。

 

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バーの店番終わりに友だちがふわりと現れたので、一緒に帰った。ふと、去年のクリスマスは何してたって話になって、友だちはGoogleカレンダーをさかのぼってみたところ、その直前まで海外に行っていたと。そういえばそうだったねと。

 

家に帰ってから、わたしはどうだったっけと自分だけが見る記録用日記を探ってみたら、コラアゲンはいごうまんのライブを観に行っていた。そうだった。それはともかく、日記の書き味に、まだほんのりとした自虐風味が感じられて、一年での自分の変化が読み取れた。

 

書き留めておくと、すごくささやかなことであっても、自分がそうしたい/そうありたい、と思っていた姿に近づいているとわかることがある。それは本当に、自分だけのささやかなもので、だからこそ大切にしたい営み。

 

ちなみに今年は、その友だちを含めた友人たちと演劇を観に行く予定。