2020年11月17日(火)/アパの効能

新宿のアパホテルに泊まってみた。2週間前にはこんな感じだったくせに、それからどんどん気になってきちゃって、昨日アゴダで予約を取った。

 

正規料金が18,000円くらいのところ、GOTOやその他の割引で3,000円くらいだったから何もいうことはないのだけど、「18,000円でこんな感じなんだ」とも思ってしまった。ここ数年は、ほとんどゲストハウスに泊まってきたので、ビジネスホテルの相場がよくわかってないわけではあるが。

 

で、そんな文句を言いながらも、大浴場はとても好みのぬるさで、いつまでもボヤ〜っとできるいい温度だった。つぼ風呂も好き。

 

環境が変わると、普段はしないことをしようと思い立つ。お風呂上がりに、体重を測ってみた。薄々「いまの自分はやばい」と気づいていながらも、普段の暮らしからいきなり一念発起するのはむずかしい。

 

無駄な外泊という特別さのおかげなのか、急にその気になって乗った体重計の叩き出した数字は、自分が思ってたよりもだいたい6kgくらい多かった。一気に食欲が失せた。とりあえず、家の体重計の電池を入れ替えよう。

 

思い出して部屋で体重管理アプリを開いてみたら、 最後の計測は4年前。今日の体重にたどり着くまで、4年間のうちにどう推移していたのか気になる。もしかしたら、これより多かったこともあるのかもしれない。こわい。

 

思い返すと、10年前にもダイエットに本腰を入れたことがあった。きっかけは、会社の後輩が、陰で私のことを太ったと言っていた、と人づてに聞いたこと。猛烈な恥ずかしさと怒りに任せ、ありとあらゆる方法を試し、半年くらいでそこそこの成果を上げた記憶。そう考えると、いま自分が付き合いのあるのはデリカシーとやさしさのある人たちばかりなので、自分で気がつくしかなかったのだ。

 

こないだ体調を崩したのも何かのお告げで、ダイエットというよりは、適正な生活を心がけるイメージでやっていきたい。かつ、いきなり気合を入れると絶対に飽きてダメになるので、地道にやっていきたい。その地道というのがいちばんむずかしいのだけども。なんだろうな、ご褒美的に、目標体重に到達したら、ちゃんとした写真とか撮ってもらおうかな。一旦はそんな感じで始めるとする。